2026/07/13 (更新日:2026/07/13)
腕を上げて「ポキッ」肩の「ゴリゴリ」と鳴る原因とは
こんにちは。たいち鍼灸整骨院の嶋田です。
- ・ハワイ大学解剖学
- ・日本自律神経研究会技術
- ・書籍や新聞掲載多数
- ・医師・著名人が通う
- ・医師が諦めた症状を改善
当院では、改善実績を多数持っています。
日常の中でふと腕を高く上げた時、あるいは肩を回した時に、肩の奥から「ポキッ」と弾くような音がしたり、「ゴリゴリ」と鈍く擦れるような音が鳴ったりすることはありませんか。
痛みがないため「鳴りやすい体質だろう」と見過ごされがちですが、これらの音は偶然鳴っているわけではありません。肩の内部で骨や組織がどのような動きをしているのか、解剖学的なメカニズムから音が鳴る原因を詳しく解説します。
「ポキッ」と「ゴリゴリ」で異なる音の正体
肩から鳴る音は、指の関節を鳴らす時の「気泡が弾ける音(キャビテーション)」とは異なり、組織同士が物理的に接触している「摩擦音」であることがほとんどです。音の種類によって、内部で起きている現象が少し異なります。
ギターの弦を指で弾いた時のように、ピンと張った「腱(筋肉の束)」や「靭帯」が、骨の出っ張りに引っかかり、そこから外れて弾かれた時に鳴る音です。特定の角度に腕を上げた一瞬だけ鳴るのが特徴です。
「ゴリゴリ」「ミシミシ」という連続した音は、骨と骨、あるいは骨と軟部組織(腱や滑液包など)の隙間が極端に狭くなり、関節を動かす間ずっと擦れ合っている音です。組織の表面がなめらかさを失い、摩擦抵抗が大きくなっている証拠でもあります。
なぜ引っかかり、擦れるのかというと、肩の関節が持つ特殊な構造と、動きのルールの崩れが存在します。肩の最も高い位置にある骨の下には、腕を動かすための腱が通る「非常に狭いトンネル」があります。正常な状態であれば、腱はこの空間をスムーズにすり抜けます。
しかし、姿勢の崩れなどで関節の位置がミリ単位でズレると、このトンネルの天井が低くなります。その結果、腕を上げるたびに腱が天井の骨にぶつかり、そこを無理やり通過する際に「ポキッ」と引っかかったり、「ゴリゴリ」と擦れたりする現象が起きます。
肩甲骨の連動性を失う
人間が腕を一番上までスムーズに挙げるためには、「腕の骨」だけが動くのでは不十分です。腕の骨が上がるのに合わせて、土台である「肩甲骨」も一緒に上へと回転して逃げてくれる必要があります。
肩甲骨が一緒に動いてくれるからこそ、腱が通るトンネルのスペースが保たれます。しかし、肩甲骨が背中にへばりついて動かなくなると、スペースが広がらないまま腕の骨だけが無理やり上へ動こうとするため、腱が骨に強く挟み込まれて摩擦音が生じるのです。
なぜ肩甲骨の動きが止まってしまうのでしょうか。その根本的な原因は、肩甲骨のベースキャンプである「肋骨(胸郭)」の硬さにあります。長時間のデスクワークやスマートフォンの操作によって背中が丸まり、胸郭がガチガチに固まって前傾すると、その上に乗っている肩甲骨も前に滑り落ちたままロックされてしまいます。「胸郭の硬直」が「肩甲骨の停止」を招き、それが「腕を上げた時の摩擦音」という結果を生み出しているのです。
痛みがなくても放置すべきではない理由
現状で痛みがなかったとしても、音が鳴るたびに肩の内部では物理的な摩擦と衝突が繰り返されています。擦れ続けることで腱の表面に微小な傷が蓄積していくと、やがて慢性的な炎症へと発展します。これが進行すると、ある日突然「腕をある角度まで上げるとズキッと痛む」「夜中に肩が疼く」といった、いわゆる四十肩・五十肩の症状として表面化してきます。音は、組織が限界を迎える前の客観的なサインなのです。
痛くないからとそのままにして、腕を動かす大切な組織を摩耗させ続ける毎日は、今日で見直してみませんか。腕を上げるたびに痛みを感じる状態へ進行する前に、たいち鍼灸整骨院で、心から安心して滑らかに腕を動かせる身体を取り戻しましょう。
当院では、専門家による手技で、こっている箇所をピンポイントに刺激します。
- また、適切な力加減で刺激するため、効果的に身体の症状を改善していくことができます。
身体の辛い症状にお悩みの方は、当院にご相談ください。
あなたが望む結果を得られるよう全力で務めさせていただきます。





