2025/06/30 (更新日:2025/05/28)
橈骨神経麻痺の症状とは?しびれ・脱力・手の動きに現れる異変を解説
こんにちは。たいち鍼灸整骨院の嶋田です。
- ・ハワイ大学解剖学
- ・日本自律神経研究会技術
- ・書籍や新聞掲載多数
- ・医師・著名人が通う
- ・医師が諦めた症状を改善
当院では、改善実績を多数持っています。
手の動きにいつもと違う違和感を感じたとき、多くの方がまず「なぜこんなことが起きたのだろう」と不安に思うのではないでしょうか。手首がだらんと垂れて戻らない、指に力が入らない、物を持つのが難しい。そんな症状に心当たりがあるなら、もしかするとそれは「橈骨神経麻痺」と関係しているかもしれません。
神経の異常というと少し難しく聞こえるかもしれませんが、身体が発しているサインには必ず理由があります。この症状には、特有のパターンや兆候があり、それを知ることで不安が軽くなり、回復への道筋が見えてきます。
ここでは、橈骨神経麻痺で見られる代表的な症状について、わかりやすく丁寧にご紹介していきます。気になる感覚がある方は、ご自身の状態と照らし合わせながら読み進めてみてください。
手首がだらんと垂れてしまう(下垂手)
もっとも目立ちやすい症状が下垂手です。手首を上に反らせようとしても動かせず、手がだらんと垂れたままになります。この状態では、物を持つ・手をつく・衣服を整えるといった、日常の基本的な動作にも大きな影響が出てきます。
これは橈骨神経が、手首を持ち上げる筋肉に命令を出す役割を担っているためで、神経の働きが一時的に遮断されることで動きが制限されてしまうのです。
指が伸ばせない・握力が弱くなる
手首だけでなく、指を伸ばす動きにも不自由さを感じるようになります。手を開くときに指が途中で止まってしまう、あるいは物をしっかり握ることができないといった状態です。
橈骨神経は、指の伸展(指を開く)に関わる筋肉にもつながっているため、その影響が握力の低下や細かい動作の不自由さとして現れます。
手の甲にしびれや感覚の鈍さ
感覚にも変化が見られることがあります。特に、手の甲の親指から中指にかけての部分に、しびれやピリピリとした感覚、あるいは感覚の鈍さが出やすくなります。
この部分は橈骨神経が支配する領域であり、障害を受けると皮膚の感覚にも異常が生じやすくなります。ただし、手のひら側にはあまり症状が出ないのが特徴です。
腕の外側に力が入らない・だるさが続く
障害される部位によっては、肘から手首にかけての腕の外側にも脱力感やだるさを感じることがあります。「疲れているわけでもないのに力が入らない」「いつもと違って腕が重く感じる」といった漠然とした違和感が、最初のサインとなることもあります。
これらは、神経が完全に機能を失う前の段階で出ることも多く、見過ごされがちな症状の一つです。
症状の出方は人それぞれですが、いずれも神経からのメッセージであることに変わりはありません。「そのうち良くなるだろう」と我慢してしまうと、回復に時間がかかることもあります。
小さな違和感であっても、それが今の身体の状態を知る重要な手がかりになります。不安な症状に気づいたときは、一人で抱え込まず、信頼できる専門家である当院に相談してみてください。あなたの手が本来の動きを取り戻すためのサポートを、私たちはしっかりと行ってまいります。
当院では、専門家による手技で、こっている箇所をピンポイントに刺激します。
- また、適切な力加減で刺激するため、効果的に身体の症状を改善していくことができます。
身体の辛い症状にお悩みの方は、当院にご相談ください。
あなたが望む結果を得られるよう全力で務めさせていただきます。