2026/05/01 (更新日:2026/05/01)
【 頭の“呼吸”が乱れると、体はどうなるのか? 】
【頭の“呼吸”が乱れると、体はどうなるのか】 「頭蓋調整って何をしてるんですか?」
そう言って来院された患者さんの話は
前回お伝えしました。
施術後に
「頭が軽い」「呼吸しやすい」「目の奥がスッキリした」
と変化を感じた方です。
実はこの変化、 ただ“何となく感じた”わけではありません。
体には
普段意識している呼吸とは別に
“もう一つの呼吸”があります。
それが
** 一次呼吸(いちじこきゅう)** と呼ばれるものです。
これは 脳や脊髄を包んでいる 脳脊髄液のリズムとともに起こる とても繊細な動きです。 頭の骨(頭蓋)も 完全に固まっているわけではなく わずかに動きながら このリズムに関わっています。 もしここに乱れが起きると ・頭が重い ・ぼーっとする ・呼吸が浅くなる ・寝てもスッキリしない といった状態につながることがあります。 さらに重要なのが 頭の中心にある ** 蝶形骨(ちょうけいこつ)** という骨。 この周囲には 体のバランスやホルモン、自律神経に関わる ** 視床下部(ししょうかぶ)** があります。
つまり 頭の微細なバランスの崩れが 自律神経の働きにも影響する可能性がある ということです。 ここからは私の考察ですが 体の歪みや緊張が強い状態では、この “ 頭の呼吸 ”も小さくなり 結果として、 回復しにくい体の状態に つながっているのではないか と感じています。 だからこそ当院では 「頭蓋を調整する」というよりも 患者さんの呼吸に合わせて “ 動きやすい状態へ誘導する ” という感覚で施術を行っています。 強く何かをするのではなく 呼吸に合わせて 体が自然にゆるむ方向へ導いていく。 すると 深く息が吸えるようになり 体にしっかり酸素が入る状態が作られます。 実際 「呼吸が深くなった」 「力が抜けた」 と感じる方が多いのはこのためです。 そしてここが大切なのですが どれだけ良い施術でも 体がガチガチに固まった状態では 本来の効果は発揮されにくいです。 逆に言えば 体が整った状態で受けることで 変化はより大きくなります。 頭の調整は “ 特別なこと ”ではなく 本来持っている機能を 取り戻すきっかけです。 では実際に ・どんな人がこの状態になりやすいのか? ・どんな人に特に必要なのか? ・日常でできる整え方はあるのか? このあたりは次回、詳しくお伝えします。





