2025/12/08 (更新日:2025/12/04)

顎関節症とは(何か噛み合わせを狂わせる身体の歪み)

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こんにちは。たいち鍼灸整骨院の嶋田です。

  • ・ハワイ大学解剖学
  • ・日本自律神経研究会技術
  • ・書籍や新聞掲載多数
  • ・医師・著名人が通う
  • ・医師が諦めた症状を改善

当院では、改善実績を多数持っています。

顎関節症とは、顎の関節そのものの異常というよりも、身体全体のバランスが崩れた結果、最終的な負担のしわ寄せが顎に集中してしまっている状態を指します。

口が開けにくい、音が鳴るといった症状は、顎だけの問題ではなく、頭を支える首や、さらにその下にある骨盤の安定性が失われていることを身体が教えてくれているサインです。

この記事では、顎関節症がどのようなメカニズムで起こるのか、そしてなぜ全身の歪みが顎の動きを狂わせるのかについて、施術者の視点からお伝えします。

ぶら下がっている下顎の軌道がズレる理由

顎関節症の本質は、頭蓋骨から筋肉によって吊り下げられている下顎の骨が、頭の位置のズレによって本来動くべきルートから外れて動かざるを得なくなっていることにあります。

頭の位置の変化が筋肉の張力を不均等にします。下顎はブランコのように頭蓋骨からぶら下がっていますが、デスクワークなどで頭が前に突き出たり、左右に傾いたりすると、顎を吊り下げている左右の筋肉の長さに違いが生まれます。

片方の筋肉は縮み、もう片方は引き伸ばされるというアンバランスな状態が、口を開閉するたびに顎関節にねじれを生じさせ、関節内部のクッションに摩耗や炎症を引き起こします。

噛み合わせの違和感は結果として現れます。下顎の位置が筋肉の緊張によって強制的にズレることで、上下の歯が正しく噛み合わなくなります。これを無理に噛み合わせようと無意識に力が入り、さらに顎周りの筋肉が硬直するという悪循環が、顎の痛みや不快感を増幅させます。

平衡感覚を保つための代償行為としての顎の歪み

顎関節症が長引く背景には、傾いた身体でも目線を水平に保とうとする人間の本能的な補正作用が、首と顎に無理をさせているという構造的な問題があります。

身体の傾きを首と顎で修正しています。骨盤や背骨が歪んで身体の軸が傾くと、脳は目線を水平に保つために、首を反対側に傾けてバランスを取ろうとします。このとき、首の筋肉と連動している顎の筋肉も同時に引っ張り合い、下顎の位置を微調整して平衡感覚を維持しようとします。つまり、顎の歪みは、崩れた身体のバランスをなんとか保とうとする必死の防御反応の結果なのです。

この過剰な補正が限界を迎えると症状化します。身体の歪みが大きく、顎による補正が限界を超えると、顎関節には常に異常な圧力がかかり続けます。この持続的な圧迫が、口を開けるときの痛みやクリック音といった症状として表面化します。

身体の構造的な問題から改善!

顎関節症は、顎だけの問題ではなく、身体の足元から頭部へと続く構造的な連鎖が破綻し、その負担が最終的に顎関節に集中している結果であると結論づけられます。この構造的な連鎖を断ち切らない限り、マウスピースなどで顎だけを保護しても根本的な解決にはなりません。

私たちは、一時的な緩和ではなく、身体全体のバランスを丁寧に確認し、不調の根本的な原因にアプローチすることで、不調を繰り返さない身体づくりをお手伝いします。

当院では、専門家による手技で、こっている箇所をピンポイントに刺激します。

  • また、適切な力加減で刺激するため、効果的に身体の症状を改善していくことができます。
    身体の辛い症状にお悩みの方は、当院にご相談ください。

あなたが望む結果を得られるよう全力で務めさせていただきます。

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