2022/03/07 (更新日:2022/02/02)
背中の痛みの位置から考えられる病気について
こんにちは。たいち鍼灸整骨院のたいちです。
- ・繰り返す背中の痛みが改善された
- ・背中がこりにくくなった
- ・背中を中心に、肩こりや腰痛も改善
- ・慢性的な背中の痛みを解消
- ・長年悩んできた背中の痛みが改善
当院では、繰り返す背中の痛みを改善した実績が多数あります。
「疾患により、背中の痛む部位が違うと聞きました。背中の部位別にどのような疾患が考えられるのか教えてほしいです。」
背中側には様々な臓器や骨などがあるので、様々な疾患が考えられます。臓器や骨などが損傷を受けると、その背中の部位が痛みを起こしやすいです。
背中を右側、左側、真ん中の3ヵ所に分け、痛みの部位から考えられる疾患について、お話していきます。
①右側の背中の痛みとは?
気管支と肺の疾患は、背中の痛みが起きやすいです。肺は背中全体にありますが、右側の方が痛みが伴いやすいです。
次のような疾患は、背中の右側に痛みが生じやすいです。
- ・急性気管支炎:咳込むと背中全体の痛みが生じることもある
- ・肺炎:痰の量が多く、咳とともに喀痰する、咳の影響で背中が痛む
- ・肺結核:主な症状は咳で、眠れないほど咳込むこともあり、咳の影響で背中が痛む
右の背中の上側のほうが、痛みやすい傾向があります。咳の影響に伴う背中の痛みのため、病気が軽快すると症状も消失しやすいです。
②左側の背中の痛みとは?
心臓は左胸部にあり、心臓や血管自体は神経がないので、痛みが放散される特徴があります。痛みの放散により心臓や血管に関係する病気は、背中の左側に痛みが起きやすいです。
次のような疾患は、背中の左側に痛みが生じやすいです。
・胸部大動脈解離:何らかの原因で血管が解離すること
・心筋梗塞:冠動脈が完全に閉塞して、心筋が壊死すること
・狭心症:一時的に心臓の血管が狭くなる、または詰まること
これらの病気の特徴は、急に激しい痛みを伴うことです。息苦しさや意識障害も伴いやすいので、緊急性が高い病気です。早期の対処が「カギ」となるので、すぐに医療機関へ連絡をし指示を仰ぎましょう。
③真ん中の背中の痛みとは?
背骨(脊椎)や脊髄(背骨の中に通っている太い神経)に関する病気は、背骨の走行に沿って痛みが起きやすいです。
次のような疾患は、背中の真ん中に痛みが生じやすいです。
- ・がんが背中の骨に転移:胃がん・食道がん・膵臓がん・腎臓がん
- ・頸椎椎間板ヘルニア:椎間板が突出することで生じる、首・肩・背中の痛みやしびれ
がんが背中の骨に転移した場合、神経を損傷すると「しびれ」の症状がでることもあります。
背中は、右側から真ん中、左側から真ん中、全体にかけて痛むこともあります。
①から③まで紹介した病気は、あくまでも目安として考えましょう。
あなたの背中の痛みの悩みに寄り添います
当院では、身体のゆがみで背中が痛い方を施術で改善しています。
施術では、次のような改善がみられます。
- ・姿勢矯正
- ・スタイルアップ
- ・背中の痛みや張りの軽減
仕事の集中力や思考力が低下するほど背中の痛みがある患者様が、改善されるようになりました。
再発予防のため、生活指導にも力を注いでおります。
ご来院お待ちしております。